羊について

標高2000mを越す北インドヒマラヤ地方では、
羊やヤクの毛から作られる大判のショールやジャケット、
手編みの靴下は生活に欠かせません。春に刈り取った羊毛は
チャルカ(糸車)で紡ぎ、縒り、小さな工場の職人達が手織りします。
村の人々はショールをコートがわりに羽織ったり、4つ折りにして
首巻きにしたり、時には赤ん坊をおぶったり、さまざまな使い方をします。
えみおわすでは無地のショールのほか、くるみの殻で染めたものや、
時間をかけて細かいデザインを織り込むラホーリー地方の
ショールを 作っています。その他に、手紡ぎ手織りの厚手の生地で
作るハーフジャケットや 手編みの靴下を作っています。