モンジャケット藍染め
新しい形、モンジャケットが出来上がりました。
生地幅そのままを身頃に利用して作るため、素材感が活きて軽やかな服に。
襟や袖口にも生地の耳を使っていますよ。
そして、裏と表どちらでも着られるリバーシブル使用。
表は脇にポケット、裏面はパッチにして角を畳んでアクセントにしています。
そのまま羽織っても、別付けの紐で結んでも。
こちらの藍染めは5、6年前にタイのプレー県の工房でモン族のヘンプ布を染めてもらったもの。
今も甘くて濃厚な藍の香りがするほど、この年の藍の質は素晴らしかったです。
この布もずっと前に市場で手に入れたデッドストック。
もともと反の数が少なく、各サイズ1着ずつしか用意できませんでした。
新作なのに美濃と東京の春展限定となりそうです(涙)。
ただいまタイのカレン族の村でこの服に合わせた布を試作してもらっています。
秋にはふたたび作れますように。