手織の村へ
1月10日から昨日までタイへ出張に行ってきました。
今回は春夏の服や新作を縫製工場へお願いしに行ったり、カレン族の村を訪ねたり、服地用の布を注文したりと2019年の主に夏の準備をしてきました。
写真ははじめて訪れた手織りの村、服地用の布を織っているところ。
チェンマイより車で約3時間、ランパーン県の田園風景が広がる村の中にある工房で、手紬ぎ手織りの布が作られています。
畑では藍を育て、染場には藍甕がずらりと並び、発行したインド藍の甘い香りが広がっていました。
青色に染まった手紡ぎの糸。
ここで織られた布も見せてもらいました。
たてもよこ糸も手紬ぎの糸を使っているのに、密度がしっかりしていて丈夫な布がたくさん。
その中から2種類選ばせてもらい、これから新作のジャケットを作れたらと思っています。
今年の冬のチェンマイは今までになくあたたかく、昼間は暑く、朝晩もTシャツで過ごせるほど。
いつも寒くて震えていたカレンの村の朝も過ごしやすかったです。
7日間、仕事はぎゅっと詰まっていたけれど、タイのゆるやかな空気、いつも太陽のように明るくやさしい友達に囲まれて楽しい時間を過ごすことができました。
普段は暗いわたしもなんだか明るい性格になったみたい。タイはやっぱり大好きな場所です。