檜の皮

5月の連休中は服作りを休憩して外仕事をしておりました。
昨年から猪や小動物が畑を荒らすようになったこと、最近では烏骨鶏が一羽いなくなって、きっとキツネが持ち去っていったのではと想像しておりまして、我が家の敷地内をぐるっと防獣柵で覆うことになりました。
山に入り草を刈ることからはじまり、そこに柵を立て杭を打ち込んでいきます。
何日もかかりましたが、ほぼすべてを張り終え、あとは県道からの入り口のところを残すのみとなりました。
せっかくの入り口なのでなるべく家の雰囲気に合うようにしようと、柱を檜の木で作ることに。
山に入って、ちょうどよい木を見つけて、倒す前に皮を剥ぎました。
赤みのある皮の中にはつるっと潤った白い肌が隠れておりました。
薄暗い山の中でそこだけ光っているようにも見えてきれいな光景でした。
剥いだ皮はトレーにすることもできるそう。
皮は染色に使えます。
肝心の柱は5月中には完成させて、今年は安心して収穫をしたいです。
そのためには畑もがんばらないと。