毎年、３月はじめのこの時期に伊勢志摩のわかめ漁が解禁となります。

海の子かぞくの玉川鉄兵くんから干したてのわかめ、生のめかぶ（わかめの根っこの部分）をハコギャラリーの春展用に送ってもらうのが恒例となっていました。
しかし、今年は海の中にわかめが生えていないそうで、漁をやめることになったようです。

写真は２年前に玉川家を訪ねて、漁を見学させてもらった時のもの。
ぷりぷりのわかめが恋しいです。
この年もわかめが少なく、昨年は成長が遅く採れる時期が変わったようなので、徐々に海の生態系も変わっていっているのでしょう。

今年は岡山の吉備中央町も雪が少なくて、田植えの時期に水が足りないかも、という農家さんの声を聞きます。
気候の変化がより顕著になって私たちの日常に目に見えて影響が出ているのを感じます。

と、いうことで春展には今年のわかめは並べられなくてごめんなさい。
DMに載せました初日、２日目のめかぶ丼もなしになりました。

そのかわり、昨年干したわかめを販売いたします。
ほかにもひじき、あおさ、ふのり、めひびもどっさり届きます。

煮物やつくだ煮、サラダや汁ものにも合う志摩の海藻たち。
ぜひお試しください。