黒檀の実染め
カレンの村では藍と黒檀の実で布を染めてもらっています。
藍は畑で栽培し、黒檀は村のあちこちに自生しています。
黒檀の実で布を染めるときは端に5か所ほど糸を通して竹に結び吊るして干します。
柿渋と同じで太陽の光が当たった部分だけが色が濃くなるので全体が広がるようにするのです。
染める布が多かったので、新たに竹を伐り出して来てくれました。
これから毎日少しずつ染めて干しての作業の繰り返し。
今年はこんな風にで染めたコットンやリネンコットンの生地でシャツやスカートを、11号帆布は寸胴バッグ、インディゴの布に染め重ねて濃紺にした厚手の布は新作のジャケット、コートに仕立てる予定です。